「危ないからダメ」
「子どもはまだムリ」
お子さんがケガをしないように、心配してついつい言いたくなりますよね。
気持ちはよーーくわかります。わたしも親ですから。
じゃあ、いつになったら危なくなくなるのでしょうか。
10歳になったら?中学入学したら?高校生になったら?
もしかして、成人するまでダメですか?
我が子に刃物を使わせるのって、ドキドキする。
でもね。
いつかは必要になると思うんです。
その「いつか」は、年齢じゃなく「必要になったとき」。
必要になったときってのは、やらざるを得ないときと、もうひとつ、子どもがやりたいと思った時。
たいてい子どもが「やりたい」というときは、テンション上がりきってて少々暴走気味だったりしませんか?
だからもう、超集中しちゃって目の前にはそれしか見えてない状態。
「○○を~しよう!」
ってなってるときは、大人だって思考が先へ先へ、できあがりイメージ図だけが見えてるものです。
そういうとき、案外おろそかになるのが 手元の安全意識。
ほら、道路の向こう側にお友だちを見つけてうれしくて駈け寄ったら、手前に自転車が走ってきて・・・
キャー!!あっぶなーーい!!
って、そういう感じですよ。
カッターに限らずハサミでも、切っているうちに服や指まで切っちゃったりしたこと、あったりしませんか?
「きをつけてね」っていう言葉かけは、必要だけど的確じゃないんです。
だって
どこをどんなふうに気をつけたらいいのか、具体的じゃないから。
あなたのお子さんは、カッターナイフを使ったことがありますか?
まだ使ったことがない
たぶん学校で使ってると思う
という方も多いんじゃないかな。
では、あなたはあなたのお子さんがカッターナイフを使っている様子を見たことがありますか?
これはあまりないと思います。
おうちでカッターを使うのって、夏休みの工作とか特別手の込んだことをするときじゃない?それにケガでもされたら大変だし、できればそういう危ないものは使わせたくないでしょ?
我が子に刃物を使わせるのって、ドキドキする。
でもね。
いつかは必要になると思うんです。
「いつか」のとき、安全に刃物をつかえるように、ケガをしないように。
おかあさん、お子さんといっしょにカッターナイフを使ってみませんか?
けしごむをカッターで切って、スタンプをつくります。形を組み合わせると、どんな絵になるかな?
出張講座のプログラムで「カッターナイフの使い方」をお伝えします。
小学生以上で、集中して作業のできるお子さまとご参加ください。
幼児の場合は親のみのお申し込み→カッター作業は親・スタンプは子どもとなります。安全のためご理解をお願いいたします。
「ちくちくのへや」の講座では、
「そんなこといちいち言わなくてもわかってますよ」
ってことでも、ちゃんと伝えます。
そして大人にも子どもにも、どこをどんなふうに気をつけたらいいのか、具体的に示してお話します。
お子さんはこれからどんどん成長していきます。
危ないものを使わなければいけないこともあるでしょう。
「ダメよ!」とか、「お母さんがやってあげるから」とか、
いつまでも言ってられません。
かといって、見てないところで大けがされるのもイヤ!
じゃあ、まずはいっしょにやってみましょうよ。
おかあさんといっしょに、ゆっくりやってみましょうよ。
自分の子どもがどんなふうに手を動かすのかな?
親子でものづくりをする時間がなかなか無いまま、すぐに大きくなっちゃうものです。
道具があると、とっても便利です。
でも便利の反面、正しく使わないと、思わぬ事故につながったりします。
今回はカッターナイフで硬いものを切る作業。
力を間違った方向に入れてしまうと、指を切っちゃう。
正しく使う方法って、じつは大人でも知らなかったりするんです。
実際かもちゃん先生の講座でお話をすると
「へー、そうなんだ、なるほど!」
という声は、大人の人から多くあがるんです。
カッターのほかに、ハサミ・針・グル―ガンなど、正しく使わないとケガをするものはたくさんあります。
それをどうやって使うか。
正しく使うと、こんなに便利なものはありません。
おかあさん、お子さんにケガをしない使い方、しっかり伝えていますか?
かもちゃん先生の工作講座では、工作の基本から、安全にルールを守ることを学ぶ時間を大切にしています。